恭喜愛德仁協會的創立,由衷深表慶賀之意。

 

日前我受邀以日本社會福利法人櫸木園理事長的身份,於國立台灣師範大學所舉行的「學術發展檢討會」1中演講。從本次會議中,我對台灣自閉症兒童的現狀及各方自閉症專家們的熱心投注,內心感腑至深。同時知道無論是幼兒期或相關教育,台灣多元的自閉症公益團體及其專業性,超過我先前的想像。

學術發展檢討會的中心主旨,在於完成教育之後的成人問題。而愛德仁協會的成立也是以成人問題為出發點。因此,我認為與這些多元的自閉症公益團體之間的聯繫是最重要的事。我感覺台灣的行政對於自閉症相關的協助,似乎沒有日本那麼具體的法律。我也心繫此事回到日本。

對成人的自閉症者而言,基本上以使其融入社會為目的,並造成社會啟蒙的環境增進社會對他們有正確的瞭解。同時透過醫學研究等合作,深切期望藉此構築適合台灣自閉症者的人生,逐步邁向櫸木園的創立理念──「過一個豐富、幸福、有責任的人生」。

在日本距今42年前,自閉症兒童幾乎都無法接受學校教育,甚至在精神病院中造成混亂的情況,為了先確保學校教育就成立自閉症親子會。親子會的活動重點是以確保教育及醫療設施為主,並確立精神病院中有依「自閉症狀分級」施行「情緒障礙分級」的醫療設施。從此以後身心障礙兒童的教育也開始納入義務教育中,縣立的養護學校也陸續增設,而且連最重度的自閉症兒童也獲得收容。然而義務教育結束後卻無處可去,於是日本自閉症協會(當時的自閉症親子會)分會的有志人士做發起人,依據精神障礙福祉法來設置自閉症專門機構,迄今已有70多所。但基於缺乏自閉症專屬福利法,因而會面臨營運困難,所以到現在還是要靠家長的力量勉強維持現狀。雖歷很辛苦,但我們家長也因參與適合自閉症的療育才相信到自閉症者的心智發展是會一生不斷的,也知道這並非智商高低或語言表達能力的問題,而是要發掘每一個人的潛能,使其過有尊嚴的生活才能得到的。這是櫸木園的住民所給我們的啟發。

櫸木園理念中的「豐富人生」,意指營造一個有喜怒哀樂的生活讓他感受得到那種感情的環境。我認為自閉症者的心中絕對感受得到這些情緒,只是無法表達出來罷了。也在能感受到喜怒哀樂的環境中才會有心智的發達,那是要從從幼兒期就以耐心來引導,而不是強求的。

 

台灣師範大學的「自閉症教育目標」(註2亦有相同理念。此目標對成人自閉症者也是很重要的課題,也正是人生旅途上基本的療育方式。

只要是成人就應該「工作而賺取收入」,這是櫸木園的另一項理念,即所謂「有責任感的人生」,為他們營造一個有工作做而又「樂在其中」的環境。自閉症者無法像社會一般人快樂的去體驗生活,我們要為他們設計這種環境,使之在重複的工作中能夠感受到樂趣。

再則體驗悲傷亦是重要的一種歷程。在櫸木園,已有不少人面對親人的死亡,這時也讓所有的住民都能列席參與葬禮。每人各自都好像會有自己不同的感受而克服悲傷不也就是心智鍛鍊的一種方式嗎?在這樣的情境之下,能夠支持與安慰自閉症者的,正是對自閉症者有愛心,讓他們信賴的指導員。要如何培養這樣具有愛心的指導員,我認為這是父母親應該要去做的工作。

最後再補充一件事,先前提及的指導員的培養是最應該也是最基本的,但也希望自閉症者週遭的人,應具備「兼容並蓄的豐富心靈」意義為何呢?我看過有很在乎理論的人硬將其理論套用於自閉症者。我認為理論固然重要,與其過於堅持,不如依照個別情況,將自己直接的感覺從理論中找出適合個別的情況來進行療育,不是嗎?

我最後的願望是,為了亞洲所有的自閉症者,我們應該同心協力,懷著從亞洲出發,向世界宣言「自閉症的人生應該是這樣的」,朝著這個夢想前進。也許夢想終究是夢想,各位愛德仁協會的成員們,讓我們一起努力吧!

恭賀宜蘭縣愛德仁協會成立

 

1 國立台灣師範大學復諮所97年度 肯納(自閉)症生涯發展學術研討會 20081113

 

2   肯納症教育目標

      ˙早期診斷及早介入

      ˙增進語言溝通能力

      ˙發展社會性能力

      ˙增進自我照顧獨立作業能力

      ˙肯定優勢能力

      ˙加強職業技能

      ˙學習休閒娛樂技能

      ˙減少處理固執等不適當行為問題

                 王華沛  復健諮商所副教授兼復諮所所長

 


宜蘭県愛徳仁協会殿

 

 

                                                        日本社会福祉法人 けやきの郷

                                                                                                        理事長    須田    初枝

 

 

宜蘭県愛徳仁協会設立へお祝いの言葉

 

 

愛徳仁協会結成おめでとございます!!心からお喜び申し上げます。

先般、国立台湾師範大学で行われた発展学術検討会会議に日本の社会福祉法人けやきの郷の理事長として講師として招聘され、台湾での自閉症児者の現状や、自閉症の人たちに関わっておられる専門家の方々の熱心な取り組みに対して、心から感銘を受けました。幼児期や教育に対して、私が台湾の自閉症問題について考えていた以上の専門性と自閉症を支える多様な援助団体が有ることを知りました。

発展学術検討会の会議の中心をなしていた課題は、教育終了後の成人問題であり、この会が発足するのも成人問題が中心となるとき、この多様な援助団体との繋がりが一番重要なことだと思います。何故ならば台湾の国行政が日本ほど援助に対する法律が、具体的援助までいっていないのでないかと感じて帰ってきたからです。

成人の自閉症者に対しては、基本的には社会参加を目的として社会啓蒙(正しい理解)環境作り、医学的研究等が連携して、自閉症の人たちの人生がけやきの郷の理念即ち豊かで、幸せで、責任をもって人生を送るという目的にむかって台湾らしい自閉症の人たちの人生を構築することを願っております。

日本では今から42年前に自閉症児を学校教育にのせて貰えない児童が殆どで、また精神病院の中で、混乱を起こしている者もおり、まず学校教育の場の確保のために、自閉症児親の会を設立したのです。活動の中心は教育と医療施設の確保でした。自閉症学級として情緒障害学級医療施設を精神病院の中に確保しました。その後障害児童教育の義務化が始まり、県立養護学校が続々と建設されて、最重度の自閉症児童もその中で受け入れられました。しかし義務教育終了後の受け皿が無く、日本自閉症協会(当時は自閉症児者親の会)の支部の有志が発起人となって、精神障害者福祉法によって自閉症専門施設を設置、現在70数カ所あります。しかし自閉症単独福祉法がないため、全施設が運営に困難をきたしております。それを親たちがカバーしているのが現状です。苦労をしておりますが自閉症にあった療育をすることで、発達は生涯することを信じられるようになったのは、そしてIQや言葉の有る無しではなく、一人ひとりの持っている隠れた能力を見い出してプライドを持って生活出来るようにしてあげることなのです。そのことをけやきの郷の利用者が教えてくれています。

 

けやきの郷の理念の豊かさとは喜怒哀楽のある生活の中で、心にその感情を感じさせる環境を作ることなのです。自閉症の人たちは絶対心には持っており、その表現が出来ない人たちだと思っています。その環境の中で心の発達はあるのです。それを幼児期から無理の無いように仕向けるべきです。

台湾師範大学の自閉症教育の目標の中にあるではありませんか!この目標は成人の自閉症の人たちにも、大変重要な課題です。これこそ人生を生きる上での基本的な療育の在り方なのです。

成人であるならば、人間として働いて収入を得るということはけやきの郷の理念の一つである責任をもって生きるということで、働きながら大いに楽しむ環境を与えることです。社会の人たちが楽しんでいるように、自分から中々種々の楽しみ方を知らない人たちなので、環境を設定してやることです。それを何回もすると面白みが判るようになります。

又悲しみを経験することも大切です。けやきの郷では、頼後さんの死に直面する人たちも大分出てきました。利用者が皆で葬儀にも列席させます。それぞれがそのことで何かを感じているようです。悲しみを乗り越えるのも心の発達につながるのではないでしょうか。このような環境のなかで、自閉症の人の心を支えるのは、指導員の自閉症の人たちに心から愛情を持ち、自閉症の人から信頼されている職員ではないでしょうか!この様な職員をいかに育てるかは、親の仕事だと思っております。

最後に一言、今述べた職員を育てることはもとより、自閉症の人に関わる人たちも心が多方面にわたり、豊かであって欲しいと願っている。なぜならば理論、理論にとらわれて、自閉症の人たちをそれに当てはめようとする人たちを見受けます。

理論も大切ですが、それを頭の中におきながらも、個々のケースから自分なりに感じている感性に何を理論から持ってきて療育してゆくかではないかと私は考えています。

私の最後の願は、アジアの自閉症の人たちのために、お互いに協力しあってアジアから世界に自閉症の人生はこうありたいというものを、発進してゆくことを夢みておりますこれは夢のまた夢かもしれませんか?愛徳仁協会の皆様ご一緒頑張りましょう

宜蘭県愛徳仁協会設立おめでとう!


 

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